MENU

NEWS新着情報

喜多川歌麿 幻の肉筆画『女達磨図』の扇子制作

.

江戸時代の浮世絵師、喜多川歌麿(1753~1806年)が描いた肉筆画「女達磨(だるま)図」は、歌麿の作品において版画が2,000点以上残されている中、肉筆画は40点ほどしかなく、昭和初期の資料に残されているものの写真もなかったため、幻の肉筆画と称されていました。

その幻とまで言われた作品が栃木市で発見され市の所有となり、時空を超えたロマンに多くの方が胸を踊らせたことと思います。

 

しかし、貴重な作品である浮世絵の展示には、気温・湿度・ライティングにデリケートな面があり、連続して展示できるのは2週間程度とのお話を聞きました。

貴重な作品であるがため致し方ないことと納得しつつも、せっかくの栃木市所有の女達磨図をもっと多くの人に感じていただく機会を作ることはできないものかと考えるようになり、震災による電力不足・節電対策に苦慮する今こそ、この酷暑を乗り切るためにも、末広がりの縁起物とも言われる扇子、歌麿の『女達磨図』を用いての京扇子を、限定300本制作させていただく運びとなりました。扇子の加工作業は、京扇子職人により一つ一つ手作りにて完成させております。

 

7寸5分[夏扇 約22cm] 骨30間 和紙 図引紙 限定300本     

 ・唐 木 透かし彫り 限定150本 3,150円(税込)

 ・黒染め 透かし彫り 限定150本 3,150円(税込)

 

販売開始:2011年8月1日(月)                              

販売場所:栃木市観光協会 TEL 0282-25-2356

とちぎ蔵の街美術館 TEL 0282-20-8228         

両毛印刷株式会社 TEL 0282-22-2625       

 

※普段のオフィスでの使用はもちろんの事、観光客のお土産品やお盆帰省時などの贈答用にご利用いただけたら幸いです。

がんばろう日本! がんばろう栃木! 今こそみんなの力で KEEP ON SMILE